books: 2008年8月アーカイブ

数学ガール

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ニコ動でDS-10関連を漁っていて見つけたDenkitribeさんのリアルタイム演奏の見事さに驚きつつ、以前見つけて非常に気に入っていたこちらの歌と同じ作者だったのか!と更に驚き…なんて流れで歌を聴いていたら無性に読んでみたくなったので、今更ながら手にとってみました。

よくUNIX系の雑誌で連載記事を拝見していた結城浩さんの小説…ということで以前から気になっていたものの「きっと何か面白い本に違いない」という直感で、どういった内容なのかは一切見ないようにしていたんですが、まあ、どんな内容かを想像するぐらいならいいかな?ということで、たとえば男子高校生が同級生の不思議女子から数学で謎かけされたり、後輩の女子に数学の手解きをしたり、行く手をふさぐ難問に、共に手を取って立ち向かったり…なんて話だったらサイコーね!とか密かに妄想していたところ…うひゃっほう!

数学ガール 数学ガール/フェルマーの最終定理

この夏は、この二冊を持って旅行に出かけたいな。

芋蔓式

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数学ガール」を読んでいて自分の数学力の低下を痛感したので、読むのを一時中断して、

やさしく学べる線形代数

初歩の初歩から復習中。

「まるいち的風景」

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長らく絶版状態だった「まるいち的風景」が文庫で復活!

ロボットものと言うと「ロボットと人間の差異」を「ロボット側から」描いたものが多いけど、本作は「人間と同等の作業が出来るロボットと人間が共に生きる日常」を「人間の側から」描いているのがポイント。なんて言えばいいんだろう…リアリティを高めたら地味になった『パトレイバー』、みたいな感じ?

「まるいち」の舞台裏

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文庫で復刊した「まるいち」の作者インタビュー。

「しお少々」が伝わるロボットが欲しい ~ 『まるいち的風景』柳原望さんインタビュー

もし続編があるなら、対抗製品を登場させて、そこに込められた設計思想の違いやユーザーの要望の幅広さ(そして「まるいち」の基本設計の高さ)なんかも描写して欲しいな。あれだけのテクノロジーが存在する世界であれば「実体を伴わない使役機械」も出てくるだろうし。それこそ「モナ・リザ・オーヴァードライブ」のコリンくんみたいなエージェントとか。

それはさておき

TIME Asia: GizmoLand!: Maruichi's Tea Time

お、これ初めて見た。

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