HAYABUSAのメイキング

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デジタルコンテンツEXPOで行われた「HAYABUSA」メイキング講演が面白かったので、個人的に気になった部分をメモ。

  • 「プロジェクトX」にはしたくなかった。関係者のエピソードを描くことで観客が「これは誰か他の人の話だ」と思ってしまうことを避けたかった。
  • 「はやぶさ」とは「未知の世界を調べたい」という人類の根源的な欲求から生まれたものである...という部分を強調することで、「はやぶさ」と自分(=観客)という構図にしたかった。
  • プログラムされた機械なのに、まるで意志を持つ生き物のように見える不思議さ、そこから想起される「生命とは何か」といったことも感じさせたかった。これも「はやぶさ」と自分(観客)という構図に持って行く為。
  • 「はやぶさ」と向き合う観客の没入感を阻害しないように、他に登場するのはナレーション一人に絞った。またナレーションの篠田さんは「かっこいい」感じでのナレーションをイメージされていたので「やさしく見守る」ような感じをリクエストした。

つまり(観客にとって)他人の物語ではなく自身の世界の一部として「はやぶさ」を捉えて欲しい...という事かな?と。

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このページは、hibikiが2009年10月24日 21:27に書いたブログ記事です。

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