箱根の皆さぁん!

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某劇場作品の打上げにおよばれしたので箱根へ。もし間に合ったら既に前日山中湖入りしているK社自転車部に合流して一緒に…とも思いましたが、仕事が未明に及んだ関係で家を出たのが朝9時過ぎだったので、とりあえず小田原まで輪行して「美味しいとこ」だけ自転車で走ることにしました。

というわけで小田原で守谷のアンパンを買って準備完了。あとはひたすら登りです。国道1号を真っ直ぐ行けば一番楽なんですが、それだとすぐに着いてしまうので旧道を選択。途中で何度か石畳の旧街道と交差しつつ、クランクをくるくる回しているうちに畑宿へ到着。

今回はモールトンなので正直登れるか不安で、事実最初はロードの感覚でダンシングするとサスペンションが深く沈み込んでパワーが相殺されてしまい非常に難儀しましたが、慣れてくると、サスの反発にタイミングを合わせて踏み込むような感覚で漕ぐと意外に進むことが判明。後半は然程苦労せずに漕げるようになりました。とはいえ時間は相当かかりましたが…

そうこうするうちに元箱根に到着。右手に見える二子山を見て「この辺に仮設変電所が築かれて」とか「ここから初号機がポジトロンライフルで」とか想像しながら更に進むと国道1号にぶつかったので、ここから集合場所の小涌谷へ進路を変えます。

ここから先はずっと下り坂。モールトンはステアリングが機敏な上に安定しているのでロードよりもブレーキングを気にせずにカーブを曲がり切ることが出来るので、下りがヘタな私でも体感的にはロードよりも速く下っているように感じられてとても楽しかったです。そうこうするうちに小涌谷に到着したので自転車部と合流して昼食。しばらく休憩した後、まだ走り足りなかったのでホテルに荷物を預けて大涌谷まで往復することにしました。2~30分ほどかけて早雲山を越えると大涌谷に到着。手頃な坂ばかりで非常に楽しいです。

大涌谷でロープウェイで来る自転車部を待っていたのですが、段々寒くなってきたので一足先に退散。帰り道で綺麗な色のCannondaleで坂道を登っていく方に遭遇…ん?よく見たら同じく打上げ参加者のT山さんでした。そりゃ箱根の山道を平日の昼間に自転車で走っている人間なんてそうは居ないか。さくっとホテルに戻った後は、すっかり冷えた身体を温泉に沈めて、うーん…極楽極楽。

というわけで、とりあえずモールトンでも普通の峠道なら全然オッケー、というのが今回一番の収穫でした。来月フルメンテに出す際にフロントサスを硬めにしてもらう予定なので(スプリング設定だけでなくフリクションプレートも変えてもらおうかと)それが済めば今より若干走り易くなるんじゃないかな?

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このページは、hibikiが2007年10月23日 19:15に書いたブログ記事です。

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