Slingbox

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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000GNOM0U/hotchpotch-22/
出先でテレビが見たい、欲を言えば自宅のハードディスクレコーダーの中身が見れたら便利だろうなぁ…というわけでSlingBoxを買ってみました。本当はチューナを組み込んだ24時間稼動のWindows Boxを用意してOrbでリモート視聴する方が安上がりかつ何かと潰しが効くんだけど、仕事が忙しくなると1日2日はフツーに帰れない身としては家で四六時中PCを稼動させるのもそれなりに気を使うので断念。
というわけで、まずはセットアップ。私は出先からRD-XS57を制御したかったので、外部映像入力にはRD-XS57を接続し、リモコン発光部をXS57の受光部のそばにセット。またSlingbox単体で地上波を受信出来るように外部アンテナ線も接続。LANケーブルと電源を接続してステータスランプがDHCPでIPアドレスを無事取得出来たことを確認したら本体側の設置は完了。続いてPCにクライアントソフト・SlingPlayerをインストールして
  1. Slingboxを自動検索→映像入力・チャンネル設定
  2. WAN側IPアドレスのポート5001への参照をSlingboxのIPアドレスのポート5001に転送するよう指定
  3. 手元のSlingboxをSling Mediaのサーバに登録、固有IDを発行してもらう
これで外部ネットワークからも参照出来るようになりました。残念ながらXS57に完全対応したリモコンコードのプリセットはありませんでしたが(自分でリモコンをカスタマイズするのは基本的に難しい)、XS38のプリセットで基本的な機能にほぼアクセス出来たので、まあ、ほぼ問題がない、と言っても過言ではないかもしれません。素晴らしい。あとは視聴したい環境にSlingPlayerをインストールして先ほど取得した固有IDを入力すればSlingboxが参照可能となります。 画質は多少つぶれ気味ですがテロップが十分読める程度で、ブロックノイズは殆ど目立たちません。ただしリモコン操作時はコントロールコードの送受信を円滑に行う為の帯域が確保される為、映像側のフレームレートが自動的に落とされますが、一定期間リモコン操作が行われないと自動的に通常のフレームレート(25~30FPS)に戻されます。ちなみにSlingPlayerにはWindows Mobile版があるのですが、X01HTの3G回線経由でも十分に視聴できる画質でした。RD-XS57の番組表も余裕で操作可能。素晴らしい。 というわけで、まあ、非常にニッチな製品ではあるのですが、目的が一致した方なら買って損はないかな?と。

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このページは、hibikiが2007年8月14日 16:38に書いたブログ記事です。

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