ジョン・J・ナンス「軌道離脱」早川書房

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もしパイロットにリラックスする時間があれば、そいつは何かを忘れている。
宇宙旅行会社の懸賞に当選した主人公。しかし乗っていた宇宙機のパイロットが軌道上で急死してしまう。地球への窓が開かれるのは残り4回。果たして主人公は無事地球に帰還することが出来るのか…
というわけでSFだと思ったら航空小説プラスαでした。プラスαの部分がちょっと意外な展開で面白いんですがSFというよりは「電車男」の方が近いかも。でも主人公が乗っている宇宙機(スペースシップ・ワンが元になっているのだけど、あちらが宇宙の玄関をピンポンダッシュしてくる弾道飛行しか出来ないのに対し、本書に登場する宇宙機は地球周回軌道が行える正真正銘の宇宙機)の操作手順はちょっとSFかな?

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このページは、hibikiが2007年7月29日 13:58に書いたブログ記事です。

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