著書「恐慌前夜」でリーマン破綻の予測を的中させたという副島隆彦氏の新刊。ひと月で書き上げたと自慢されているが、正直内容がとっちらかっていると感じたのは、副島氏の文章をこの本で初めて読んだせいだろうか。
・2010年の冬季オリンピック後にアメリカ発の大恐慌が起こり、2012年のどん底に向かう。
・世界はドル基軸通貨体制から離脱し、2015年には中国が新しい世界覇権国になる。
・米ドルは今の80円台から10円まで下落し、日経平均が一時5000円を割る。
・金地金とレアメタルが暴騰する。
などなど、かなり強気の予測(予言?)が書かれている。日銀に関する評価には異論があるが、今後世界の覇権が米国から中国にシフトしていくのはそのとおりだと思うし、サマーズ、バーナンキ、クルーグマン、グリーンスパン、福田首相、中川大臣などに関する記述は面白く読めた。

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